結婚式で歌った曲と大ダメージ。

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カチェトナ、瀕死のダメージ

カチェトナは結婚式のあいだ中、感動したり、挨拶したり、ニコニコしていましたが、実は言いようのない大ダメージを受けていました。

それは。

孤独。笑

自分の今までと今を見つめなおしてしまう、大ダメージ。。。

当日の朝、リムジンに乗った時から、ブライズメイトのみんなとお揃いでないワンピースを着て、座る場所もお父さんお母さん側になってしまって、その時点から、一人疎外感を感じていました。

みんないい人だから、仲間外れとか一切されてないのですよ。

でもね、妹やいとこ、幼なじみに囲まれて楽しそうに大はしゃぎしてるのを見ると、

「そうか。。。わしゃ、ラウラの人生のひと飾りに過ぎないもんなあ。。。10年の知り合いと言っても、苦しみや喜びを常に共にしたわけでもなく。。。ラウラの心の友ではないんだよなあ。。。親切に仲間に入れてもらってるだけか。。。」

カチェトナはさびしさに襲われ、なんともいたたまれない気分のまま、はしゃいだり笑ったりしていました。

急に怖くなった歌

カチェトナの歌の時間になり、司会によって散らばっていた人々が呼び集められました。
歌を始める前に、ラウラとどんな風に知り合ったのか、数日前から少し練習した内容を手短に話しました。
ラウラと会って、この道に進んできたこと、初めてメキシコに着いたとき、ラウラたちが空港の税関を出たとこ、自動ドアの真正面で迎えてくれて、楽しそうに笑ってくれたこと、ラウラやルピタの家族のおかげで、メキシコに関われて本当に感謝していること。

しゃべっている途中、なんだかうつむきたい気分で、なんだか怖かった。
自分の言ってることが、めちゃくちゃなような、伝わってないような、出しゃばって人のテンションを下げているような、冷ややかな視線を浴びているような気持ちになった。

ラウラに何を歌ってあげたらいいか、数か月前からずっと考えて、色んなスペイン語の曲をさらって、一曲目はずっと前から決めてたから、落ち着いて歌えた。でも少しおそるおそるな気持ちだった。

2曲目は、子どもたちが飽きちゃってるかなと思って、「となりのトトロ」スペイン語版を選んだんだけど、子どもは庭でキャッキャ遊んでるし、なんかものすごく白けさせてる気がして、ますます怖くなって、一度も顔を上げられなかった。

歌い終わってみると、すごい拍手をくれたし、そのあと会場内を歩いていたら、あるカップルに「あのトトロの映画と歌、私たち二人の思い出の曲なの。すごくきれいな声だった。色々思い出した。ありがとう」って言ってくれて、一曲目についても、何人かから声をかけてもらって、何かは伝わってたのかなって感じました。

でも、怖かった。多分居心地の悪さと、自分の人生に対する不安と、歌が届かないこともあるっていう恐れだったのだと思います。

会場に溢れるカップルと選んでこなかった道

メキシコの人は、結婚式にほとんど必ず恋人を連れてくるのです。
だから、会場にはカップルが溢れていて、みんなラウラ達の空気に触れて、抱き合ったり、見つめ合ったりしていました。
楽しそうに二人でサルサを踊ったり。
合間合間に庭を散歩したり。
そんなカップルで溢れていました。

カチェトナは夜になると、1日中感じていたいたたまれなさから逃れたくて、サルサで盛り上がるテントをそっと離れて、オレンジの明かりが灯る庭をトコトコ歩きました。

2月にお別れしたメキシコ人のことをつい考えたり、今まで自分が、誰とも深い関係を築いてこようとしてこなかったんじゃないかと、振り返り始めました。

今も、誘われてもスルーしまくって、もう少し一人を楽しみたい、来年から日本一周したい、歌を作りたいとか、突拍子もないことを言っている。

かたや、15年も付き合ってゴールインした二人。
めんどうなことも、喧嘩もあったんだろうけど、長い時間を二人で積み重ねてきた人たち。
身の回りにいる人に真剣に向き合って好きになったから、一緒にいることになったカップルたち。
もう赤ちゃんを生んだ友だち。

カチェトナが選んでこなかった道。
カチェトナはこれでいいんだろうかと、さみしさや孤独が押し寄せてきました。

カチェトナ、復活?

その日の夜、一人で帰るのは危ないから、ラウラたちとうちに泊っていきなさいとお父さんが言ってくれたんだけど、カチェトナは絶対に嫌だった。
これ以上あの中にいたら心がもたないって思ってた。そして眠かったから一刻も早く一人で丸まって眠りたかった。
お父さんも心配して引かなかったんだけど、カチェトナは夜にUber使って帰ったこと何度もあるし、一人で帰るっていう選択肢しかなかった。

帰宅の道中、Uberの若い運転手にも連絡先を聞かれ、結局うまくスルーして帰ったけど、カチェトナは心がぐちゃぐちゃになりました。

翌朝、8時間寝て起きたのに、久しぶりに体がだるくて重くて動けない。
アルコールはほんの少ししか飲んでないのに。。。
結婚式のあいだ中感じていたことを、ぐるぐるぐるぐる考えて、ケーキを食べてからひと眠りして、1日を終えてしまいました。

そして今、仕事を終えて日本に着くと、カチェトナは自分が復活しているのを感じました。

カチェトナは、好きなんだもの。
歌が。旅が。一人で自由にあちこち出かけて、知らない出来事や知らない人に出会うのが。
この目で見たいんだもの。

そして、人と依存しあってぐちゃぐちゃに絡み合って傷つけ合ったりするのが、心から嫌なんだもの。
それから、自分の心が誰かの心と一体化しちゃうのが怖いんだもの。
それは素敵なことかもしれないと思うけど、自由が奪われるようで、自分がいなくなるようで怖い。

いつかこういう気持ちに折り合いがついたら、人と根気よく、深く付き合えるようになるのかな。。。
それともそこに飛び込んでみることで、何かわかることがあるのかな。。。

カチェトナは、今は、自分の目の前に見えている道を行くしか生きる方法がないので、この道を歩いていきます。

結婚式で歌った曲

落ち着いて、心をこめて届けられなかったのが残念だけど、この歌すごくいい曲だから、よかったら聞いてみてください。
下に日本語訳(byカチェトナ)を記しておきます。
カチェトナの心模様を吐露しただけのブログになってしまいましたが、お付き合いくださりありがとうございました。ぺこり
カチェトナ。

「Te regalo(君にあげる)」 by Carla Morrison(カルラ・モリソン)

1.
君と手をつながせて 目を見つめさせて
ぼくの目を通して ぼくが持っている最高のものを全部君にあげる
ここにいさせて そこで君にキスさせて
君が秘密を隠している場所で
一番黒い秘密や 一番美しい秘密を


君にひざを貸してあげる 頭をあずけていいよ
君に力を分けてあげる 元気がない時に使ってね
君にぼくの魂の一部をあげる
君に何か欠けてしまうことが絶対にないように
死ぬまで君を愛し続けます
死ぬまで君を愛し続けます


君と一緒に遊ばせて 君を笑わせたいんだ
君にぼくの甘い気持ちをあげる
ぼくが感じたことを 感じてくれるように
君のお世話をさせて 抱きしめさせて
ぼくが持ってるもの全部君に見せてあげる
君をうんと幸せにするために

★ くりかえし
★ くりかえし

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