【メキシコ南部の街】オアハカの旅(ゲラゲッツア)③

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災害レベルの土砂降り

ゲラゲッツアを見ている途中から雨が降りだし、どんどんと強くなっていきました。

2、3時間滞在したので、「そろそろ行こうか」と、大勢の人々と共に会場を出ました。
雨に濡れ、体がどんどん冷えていくので、皆で会場外の市場であたたかいスープや飲み物を飲みました。

そうこうしているうちにとんでもない土砂降りに( ゚Д゚)

ファウノ君が自分の雨合羽を貸してくれたのですが、それでもビショビショ。
みんなびっしょびしょ。
その辺でとりあえず薄っぺらいビニール袋を買ってみんな合羽の代わりにしますが、太刀打ちできません。

道路はひざまで水に浸かるほど。
泥水をかき分けて進みます。そう、今いる場所は村の広場からかなり歩いた場所で、まずはmotoタクシーをつかまえなくては、オアハカ市内に戻るためのバス停にすら着けません。

motoタクシーをつかまえようと長い行列ができていましたが、列の先まで歩いて行って我先にと捕まえてしまう人が続出。

「並べ!周りのこと考えろ!」と野次や怒号が飛び交います。

フランス人のお父さんが、「ここに並んでてもずっと乗れないんじゃない?」ともっともなことを言いますが、オアハカののんびり屋の彼は、「いや、あの人たちは自分の車に向かってるんだよ…」と動いてくれません。

しばらくして、ここで待ってても永遠にトゥクトゥク乗れないと悟り、道へ歩き始めました。

陥没してる場所がたくさんある道路を、膝までつかりながら進みます。
暗くて誰がどこにいるか段々わからなくなる。
周囲は畑。
足はドロドロ。体はビショビショの極寒。

「これ、ただの災害じゃん。。。そうだ、メキシコでは日常が一瞬で災害になるんだった。。。ああ、仕事に支障をきたしたらまずい、絶対風邪はひかない。絶対今日中にオアハカ市内に戻る。。。」

カチェトナはみんなと懸命に前へ進みました。

しばらく歩くと、フランス人のお父さんがmotoタクシーを一台つかまえてくれました。
そうしたら今度はてきぱきと、自分の息子、リアちゃん、カチェトナを優先して一台目に乗せてくれ、保護者としてオアハカの彼も乗せてくれたのです。

あんなに濡れていて、どうしようもないような疲れた状況で、あの判断力と責任感と優しさ!!!
カチェトナはこのいかついスキンヘッドのフランス人のお父さんに惚れかけました。笑

ほんと凛々しくてスピーディーだった。。。

周囲も暗闇で大混乱の中、トゥクトゥクに乗って、ようやくオアハカ市内へのバスが出るバス停につきました。

フランス人のお父さん、無事二台目を見つけて追いついてくれました。

とりあえず一山を越えた瞬間でした。
しかし今度はバスがいつ来るかわからない。どれが市内行きかわからない。
そしてここに並んでいる皆が先に乗るから、いつ乗れるかもわからない。
終バスいつ?( ゚Д゚)

雨の中で踊ろう?

「さっきさあ、時間あったら市内のサルサバー行こうって言ってたけど、この様子だと事案的に無理だね。今踊ろうよ」

とオアハカの彼が突然誘ってきました。

「え?今?」

カチェトナは驚きましたが、寒いし暗いし先行き不明だし、明るい気分になっとくかと思って、二人で踊りました。
フランス人パパが携帯でサルサの音楽流してくれて、踊っていたら、それは愉快な気分になりました。

どうにもならないことはないやね。

フランス人パパもかれんと踊りなよ。ってうながされてたのに、「俺はそんなうまく踊れないから」ってめっちゃ照れててかわいかったなあ(*´▽`*)笑

ようやくバスをつかまえる

さて、サルサを踊って愉快な気分になっていると、「あ、多分あれだ!」と言われて駆け寄ったのが、

あの、バスというか

軍隊が使うような車で、軽トラの荷台部分に横座り向かい合わせの椅子があってビニールのテントがついてるような車で

「こ、これがバスか」と驚きました。

ここに全員乗れるのかなと心配しましたが、我々7人と青年とわたがし売りの計9人がギュウギュウになって収まりました。

例によって真っ暗だし、椅子は硬くてお尻痛かったですが、あったかくて、ようやく市内に帰れる安堵感でへっちゃらでした。
見知らぬ人も合わせてみんなで暗闇の中で楽しいおしゃべりが始まりました。

フランス人パパは、フランスの若い政治家の運転手をしてて、1年ヒマをもらって息子(14歳)を連れて中南米を旅しているんだって。
息子がはしゃいでいれば嬉しそうに応え、「でも気を付けてね」と言葉を添えたり、かわいいメキシコ人とサルサ踊ってはしゃいでる息子を見て嬉しそうにしてたり、男らしい見た目とは裏腹に、静かな愛情に溢れた人に見えた。

二人の旅がよいものとなりますように(*´▽`*)

ちなみに有給制度の話をしてたんだけど、フランスでは年間有給が5週間、人によっては7週間あるんだって( ゚Д゚)!!!!!!!
日本は10日~15日がスタンダードかなって話したら、メキシコでは6日、台湾では7日だということが発覚。

フランスの制度すごくない?!!!!どうやって成り立っているのだろう。。。

無事に帰宅

無事にオアハカ市内へ到着し、みんなに別れを告げ、同じホステルの3人組で、ホステルまで戻ってこれました。

ホステル内のバーで3人で少しビールを飲んでいたら、ベルギー人の従業員が混ざってきました。彼は6年前にメキシコを数か月旅するつもりで来たら、オアハカで恋に落ちて、ここに住み着いたんだって。すごい勇気~~

こうしてながあいながあいながああああああい一日は、無事に幕を閉じました。

④へ続く

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