ラウラ&ルベンのにっぽん不思議滞在記⑧ 貼り紙だらけの国

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第8話 貼り紙だらけの国

「日本にはそこかしこに貼り紙がしてあるね。駅の券売機、電車の中、トイレの中、本当に色々なところに貼り紙がしてある」

ある時、駅のトイレから戻ってきたラウラが呟きました。

メキシコの場合を思い返してみると、トイレの中には貼り紙はないし、メトロには券売機がなく窓口にも特に貼り紙はない…

カチェトナははたと思いました。

あれ?日本人って、文字好きじゃない?!!すごい読むことが好きな人たちじゃない?

まず、世界的に見ても、日本には文字が何種類もあるというのが珍しいことです。
平仮名、カタカナ、漢字(しかも中国の簡体字から微妙に変化させている)、アルファベットの他にローマ字。。。日本語を勉強する外国人の友人がいつもこの文字の種類の多さに泣かされています(*´Д`)

日本に住んでいると、「読むこと」ってどこに行っても必要ですよね。
貼り紙には注意書きや購入方法、感謝の意が書かれていることもあり、広告もたくさん目に入ります。

そして実際、この貼り紙はとても便利なように感じます。
例えば成田空港では、出発ロビーの手荷物検査場を通る前のゾーンでトイレに入ると、内側のドアに、手荷物として持ち込めないものに関する案内がイラスト付きで貼ってあります。トイレに座って落ち着いて自分の手荷物を確認しなおすことができるのです!笑

重ねてトイレの例ですが、メキシコを含めた海外の国々には、トイレの便器に使ったペーパーを流してはいけない国がたくさんあります。おそらく下水設備が整っていないことや水の不足などが原因だと思いますが、その場合ごみ箱に捨てる国や、ホースでお尻を洗う国もあります。そういった国からきた人々は、ごみ箱にペーパーを入れてしまったりするので、「紙は便器に流してください。紙以外のものはいれないでください」などといった貼り紙が、英語・中国語・韓国語などで案内されているのです。

鳥居にも文字がびっしり。ウフフ

過去をさかのぼった話になりますが、人類の発達に貢献した重要な要素のひとつに、「記録」があったと、以前何かで読んだことがあります。
記録することで、次の世代の人がそれを読むことで、人々の実験記録や過去に起きた出来事を把握し、一から同じことをやり直す必要がなくなったり、何かに備えることができた。そして時代とともにより大きな発展に繋がっていった。

日本に生まれ育った私たちは、当たり前に三種の文字を身につけ、トイレの貼り紙や駅の券売機などに代表されるように、「読むこと」が多い生活の中で暮らしているけど、日本が世界的に見て発展している部分が多いことには、この「読み書き文化」が貢献してるのかもしれません。

ちなみにメキシコでは日本に比べ物価が安く、日用品や食べ物はとっても安価なのに、何故か本の物価比率は高い!多分これが、本に親しみづらい状況を作っているのかなと思うと、もったいない気もします。

カチェトナが本に関して一番好きな点は、自分以外の誰かの視点を手軽に教えてもらうことができる点です。日常で暮らしていると、人一人の一生や特定の知識について事細かに語ってもらうのは難しいけど、本なら何倍もの早さで、自分の好きな時に、しかも何冊でも、濃い内容を仕入れることができる。

それでは最後に叫ばせてください。

読み書き万歳!

<完>

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