不思議なスープカリーのお店。

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秋の雨が好き

みなさん、こんにちはあ
今日は雨ですね。
起きて窓から外を眺めたら、景色が白くてきれいでした。
今日は夜にでかける用事があるけど、それまではのんびり家のことができるので嬉しいカチェトナです。

昨日の出来事

昨日は朝おきてから、なんだかモヤモヤと憂鬱な気分だったので、家事をしまくって、ウクレレをちょっと弾いてから、バタバタと実家のある地元へ向かいました。
外に出て歩いているだけで気持ちがよくって、電車の中で読んでいた「くまのプーさん」が予想以上にじわじわ面白くって、気分が晴れやかになりました。

実家のネコちゃんズに会いたいなあって思いながら歯医者さんへ行くと、先生が変わって、なんだかとてもニコニコした方。
「きれいな歯なので大事にしてくださいね」
と、特に新たな虫歯もなく、クリーニングのみで帰れました。

もろもろの用事を済ませ、おなじみの美容室に着けば、そこでも徳島県出身のあたたかい笑顔の女性が迎えてくれて、髪の毛もきれいな秋色に染まりました。

ところがカチェトナは、その方との世間話で、思いがけず不法入国を試みた人の悲惨な話を聞いてしまったのです。
あまりに悲惨で、心に残って悲しくなりました。

このまま家に帰るのは無理だ、どこかで気持ちを落ち着かせたい。。。
あっ、と思いついたのが、あのスープカリーのお店でした。

9年くらい前のお話

高校三年生の秋ごろ。
カチェトナは双子のマッチャンと近所をお散歩していました。

「あれ。こんなお店あったっけ」

小さな飲食店がぽつりぽつりと並ぶ通りに、新しいスープカリーのお店ができていました。
ガラス戸から中が見えるのですが、なんとも暖かい雰囲気。

「入ってみようか」

お店は、短い髪の眼鏡をかけた優しそうな女の人が一人でやっているようでした。
店内の装飾はあたたかみがあるのにセンスがよく、明るぎず暗すぎない暖色のランプがついて、とっても居心地がいい。
キッチンの方へ目をやると、壁は白い漆喰が塗ってあるようで、雪国のあったかい小さな洞窟みたいな雰囲気。お話していたら、店主さんは北海道出身だとわかりました。

カチェトナとマッチャンはほっこりしました。

メニューはシンプルなスープカリーに、野菜だったりチキンだったりが入っていて、6種類くらい。

何を頼んだか覚えていないけど、しばらくして運んできてくれたスープカリーを一口飲むと、二人で無言で見つめあってしまいました。

なんとも言えず、じわっと染みる、静かな優しいおいしさ。。。

野菜のダシが染みているのか、スパイスの調合がいいのか、絶妙な塩加減と、絶妙な辛さ。
なんか、不思議なすごいスープカリーだなあと感じました。

お店を出た後、カチェトナとマッチャンはとことこ歩きながら、まだあの余韻に包まれていました。
「なんか。。。すごい暖かいっていうか。。。すごい優しくて美味しくて、すごいね。。。」

心に残るお店

営業時間がまちまちなお店なので、それから9年くらい、何故か足が遠ざかっていました。
でも実家に戻るたび、「今日、あのお店開いてるかなあ」なんて考えることが増えたのが去年くらい。
今年に入って、ちょうどいいタイミングで久しぶりにあのスープカリーを口にすることができ、昨日、重たくなった心が求めたのも、あのスープカリーだったのでした。

夕方は18:00にオープンするから、開店と同時に、カチェトナを含め3組がお店に入りました。
カチェトナは一人なのでカウンターに腰かけ、頼んだ野菜カリーを待っていました。
おひとりで営業されているので、出てくるまでに10分、15分(?)かかるのですが、居心地がいいので、その時間もカチェトナは好きなのです。

パタパタと行ったりきたりしては、お鍋をかきまぜる音。
お店にかかってるBGMが、力強いのにきれいな英語のバラードで、キラキラしていて、クリスマスみたい。
ちょっと年配の男女が静かにたのしそうに話をしている。
目の前に置いてあった東京ハイキングの本を読みながら、カチェトナは幸せになりました。

一人な気持ちにならない、あのあたたかさ。。。本当に不思議。。。

スープカリーは、いつもより1レベル辛さを上げたのですが、やっぱり美味しくて染みる。
雑穀が少し入ったモチモチのご飯と一緒にゆっくり味わいました。

ゴスペルがやって来た!

この店主さんはクリスチャンで、店内には関連する本や絵本がたくさんあり、行くといつもパンフレットをくれたり、教会においでと話してくれます。

カチェトナは、特定の宗教に身を染めるつもりはなく、人の心が信じてる神様は全部いると思ってるし、それぞれを尊重したいと思ってるんだけど、その方が素晴らしいと思うものを、ちょっとはしゃぎながら、ニコニコ伝えてくださるので、とってもかわいらしいのです。

帰り際、「ちょっとまだ早いんだけど」とクリスマスにゴスペルコンサートがあることを教えてくれました。カチェトナは心の中で、あれまとびっくり。

中学の頃、「天使にラブソングを」というハリウッド映画をみてしびれてから、ゴスペル好きなのですが、なかなかコンサートは行ったことがなく、今年はクリスマスあたりに行きたいなと思っていたところでした。

しかもその方が、グラミー賞を取ったNY出身のシンガーで、その方が遠路はるばる、カチェトナの地元(千葉県)の小さな教会でゴスペルコンサートをするっていうから、さらにびっくり。
なんだか、ゴスペルのほうからやって来てくれたようだったので、そのコンサートに行くことに決めました。

愛のある人

心に平穏を取り戻したカチェトナは、そのあとカフェに2時間こもって、あったかくて甘いチャイラテを飲みながら、やり残していた作業をいくつか済ませました。

これまで、何故かたくさんの人に、突然宗教に誘われることがあったのだけど、話だけはいつも聞いてきて、感じることがあります。

どの宗教にも、人の心を包んで、慰めて、希望をもたらすような教えがあるんだなってこと。

この教えを信じてるひとだけが幸せになるとか言われちゃうと、この人とはさようならだって思っちゃうけど、でもやっぱり内容は素敵だったのです。

信心深い人でも、犯罪を犯す人や、平気で人を傷つける人もいれば、スープカリーの店主さんみたいに、その場にいるだけで優しい気持ちにさせてくれる人もいる。
宗教に関係なく、それは人を愛するって決めてる人なんだなと、思いました。

将来家庭を持ったら、旦那さんや子どもに、食べるだけで愛情が伝わって、美味しくて、あたたくて優しい気持ちになれる、あのスープカリーみたいな料理を作ってあげたいなって、思ったカチェトナでした。

ちゃお

カチェトナ。

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